悪意が後味の悪い恐怖で返されるホラー
N4bAとNotexは2026年1月15日に、「祖母の介護」という現実的なテーマを軸に、じわじわと迫る恐怖とジャンプスケアに向き合うホラーウォーキングシミュレータ―の「SHE WAS 98」をリリース。
祖母の家を乗っ取るために
主人公は優しい気持ちで祖母の家に行って介護をするわけではありません。
嫌な介護の見返りに家をもらう。
しかし、主人公はただ介護をするわけではありません…。


探索と体験に特化した設計
「SHE WAS 98」は、認知症の祖母の家で明示される行動を行っていくと、シナリオはどんどんと展開していきます。
断片的な情報を集め、物語の真相へと近づいていきます。


雰囲気とジャンプスケアのハイブリッド
ゲームの序盤は家の廃墟感と汚さから、それだけで嫌悪感と恐怖感を感じます。
住みたくないレベルの汚い家、ネズミが大量に徘徊。
中盤からジャンプスケア要素がふんだんに盛り込まれています。


SHE WAS 98の考察・感想
王道のウォーキングシミュレータ―。
邪な思いを抱きながら、祖母の家に行き介護を始める主人公。
そもそも、こんなに汚い家を相続したいと思える感覚がわからない。
祖母の世話をしたり、家の中を片づけたり、ネズミをとっ捕まえたりするわけだが、ひょんなことで鞄から落ちた薬で、主人公の思惑がわかる。
介護を仕切った上で相続をするつもりがなく、毒殺をしてすぐに手に入れようという算段らしい。
主人公の思考が一番恐ろしい。
ただ、そうは問屋が卸さない。
夢の中でも祖母を殺害し、現実世界でも殺害しようとする。
ついに現実世界で殺害を決行した後、もちろん祖母の亡霊は主人公に牙を向けてくる。
それも超ド級のジャンプスケアを添えて。
主人公が使っている部屋には、バリケードされた扉がある。
その中には祖母と主人公が仲が良かったであろう写真などの痕跡があるのがもの悲しい。
謎解きなどの要素は全くなく、ノートなどに示される目標を行動しているとシナリオが進んでいく。
限られた家という空間の中でも、シナリオが進むと同じ部屋でイベントが発生したり、扉が開いて進めるようになったりする。
序盤は祖母の姿は暗がりであまり見られないが、徐々にその姿が露になっていく。
その姿の化物感がまた恐ろしい。
結末は、まあそうなるよね、という後味の宜しくない結末が待ち受けている。




SHE WAS 98の総評
| ゲーム性 | |
| 操作性 | |
| 難易度 | |
| グラフィック | |
| 恐怖度 | |
| 総合評価 |

