「永遠の愛」は、数千の死の先に
Ysbryd Gamesは2026第1四半期に、brlkaが開発した、一見するとシンプルなピクセルアートのアクションゲームですが、その実態は重力と死の概念を覆す、極めて独創的なアドベンチャーの「LOVE ETERNAL」をリリース。
「LOVE ETERNAL」は、エキセントリックなビジュアルと、精密な操作が要求される2D精密プラットフォーマーです。
プレイヤーは、残酷な「神」によって家族を奪われ、不老不死の呪いをかけられた主人公となり、崩壊し続ける世界を探索します。
本作が他のアクションゲームと決定的に異なるのは、その「重力逆転」のメカニズムです。
ジャンプという概念を捨て、重力の向きを上下左右へと瞬時に切り替える。
この一風変わったアクションこそが、本作のパズル的側面と高いアクション性を両立させています。
システム解説:重力を支配し、絶望を跳び越えろ
ジャンプは不要。空間を「反転」させて進む新感覚アクション
本作のコア・メカニクスは、一瞬の判断が命取りになる重力操作です。
- 重力の指向性操作
プレイヤーは任意のタイミングで重力の働く方向を切り替えることができます。
床から天井へ、壁から壁へと「落下」するように移動することで、複雑な地形や凶悪なトラップを回避します。 - 死が「チェックポイント」となるテンポの良さ
高難易度ゲーム(通称:アイワナ系やセレステ系)の系譜を継ぐ本作では、死は敗北ではありません。
ミスをした瞬間に直前のチェックポイントから即座に復活する超高速なレスポンスにより、ストレスを感じさせることなく「もう一回」という挑戦意欲を掻き立てます。 - 環境パズルとギミック
重力を反転させるだけでなく、慣性を利用して高速移動したり、特定の方向へ重力が固定されるエリアを切り抜けたりと、ステージが進むごとに驚きのギミックがプレイヤーを待ち受けています。


目に焼き付く「ローファイ・ネオン」
抽象的でありながら雄弁な、色彩のストーリーテリング
brlka氏が描く世界観は、他に類を見ない独創性に溢れています。
- 鮮烈なパレット
限られた色数でありながら、目が眩むようなコントラストで描かれるステージは、プレイヤーを深いトランス状態へと誘います。
各エリアにはテーマカラーがあり、物語の感情的な起伏を色彩で表現しています。 - 不気味で美しいクリーチャー
立ち塞がるボスやエネミーは、宗教的象徴と生物的造形が混ざり合ったような不気味な姿をしています。
それらが滑らかなアニメーションで動く様は、まさに「動く悪夢」です。


ストーリー:家族を奪った神への「愛」と「復讐」
語りすぎない叙事詩。背景に隠された謎を解け
タイトルの「LOVE ETERNAL」には、皮肉と真実の両方が込められています。
家族を奪い、主人公を不死にした神の目的は何なのか?
プレイヤーは探索の途中で見つける断片的なテキストや、環境に配置された視覚的なヒントから、この歪んだ世界の成り立ちを推測していきます。
セリフを多用しない「環境ストーリーテリング」の手法が、孤独な旅路をより深く演出します。


あそビット注目ポイント:ミニマリズムの極地にある、最大級の満足感
多くのゲームが要素を付け足すことで面白さを生もうとする中、「LOVE ETERNAL」は徹底して要素を削ぎ落としています。
「重力操作」という一つのアイデアをこれほどまでに深く掘り下げ、プレイヤーのスキル向上を実感させる設計は、インディーゲームの理想形と言えるでしょう。
難易度は高いですが、それを乗り越えた瞬間の達成感は、タイトルの通り「永遠」に心に残るはずです。


LOVE ETERNAL 作品情報
| タイトル | LOVE ETERNAL |
| 発売日 | 2026第1四半期 |
| 開発 | brlka |
| 販売 | Ysbryd Games |
| ジャンル | アドベンチャー / ホラー / ミステリー |
| プラットフォーム | PC(Steam) / PS5 / PS4 / Xbox / Nintendo Switch |
| 公式サイト | LOVE ETERNAL |
| 公式YouTube | Ysbryd Games |

