闇に浮かぶ灯りを頼りに、狐と蛙は帰る場所を探す夜の旅
room6とyokazeは2025年に、Riasが開発した、和の雰囲気あふれる夜の島を舞台に、灯りを武器に“逃げる・探す・導く”という体験を描く、ビジュアルと演出にこだわったアドベンチャーゲームの「狐ト蛙ノ旅 アダシノ島のコトロ鬼」をリリース。
あらすじ・世界観
謎の島「アダシノ島」。灯と影が交錯する、一夜限りの逃避行。
ある日、狐の少女とその蛙の相棒は、不思議な夜とともに“浮かぶ灯り”だけを頼りに、闇に包まれた島――アダシノ島に流れ着きます。
鳥居や屋台の提灯、ネオンの看板が点在する和風の街並み。しかしその華やかな見た目の裏には、不穏で妖しい気配が潜んでいます。
狐と蛙は“灯り”を手掛かりに、島の秘密を探りながら「帰る道」を探す旅に出ます。
だが島には、“鬼”と呼ばれる化け物――“コトロ”たちが潜み、闇の中から襲いかかってきます。
灯りを使って道を照らし、隠れ、逃げ――それが生き延びる唯一の手段。
夜の終わりまで、狐と蛙の旅は続きます。


ゲームプレイ・システム
探索と鬼ごっこ。光と影が鍵を握る“和風ホラーアドベンチャー”
探索パート:灯りを灯し、道を切り開け
プレイヤーは狐の少女となり、暗闇に沈むアダシノ島を探索します。
島の各所にある“祠(ほこら)”を探し出し、そこに灯りを灯すことで、行ける範囲が広がります。
祠を見つけることで新たなエリアが解放され、島の構造や秘密が徐々に浮かび上がります。
住人との会話や、不思議な場所の探索、そして灯りを使ったギミックなど、“探索の喜び”が中心となるパートです。
ホラー一辺倒ではなく、“和の雰囲気”“幻想的な夜の街”をじっくり味わう時間も用意されています。
鬼ごっこパート:闇から迫るコトロ — 光で逃げ切れ
探索中には“コトロ”と呼ばれる鬼が出現する場面も。
追われるときは、狐の持つ“光”――灯りを瞬間的に放つことで鬼の目をくらませ、一時的に足止めできます。
これを使いながら逃げ、隠れ、祠で灯りを補給する――そんな緊迫の鬼ごっこが展開。
灯りは無限ではなく、使いすぎると回復のために祠へ戻る必要があります。
雰囲気・演出:和と幻想と不穏さの融合
時間帯は夜、島は闇に包まれ、灯りだけが道を照らすという設定。
鳥居や屋台、ネオン看板など和と現代が混じる独特のビジュアルは、幻想的かつ不気味な空気を演出。
陰影、光と闇のコントラスト、光源の使いどころが、ホラーとしての没入感を高めています。


注目ポイント・差別化要素
和風 × 幻想ホラー × 鬼ごっこアクションというユニークな融合
└ 日本の伝統的なモチーフ(鳥居、提灯、夜の街並み)と、ホラー・アクション要素が混ざった唯一無二の世界観。海外産のホラーにはない、“和の怖さ”が光る。
探索と逃走――二面性のあるゲーム構造
└ 祠を探して灯りを灯す“探索パート”と、鬼から逃げる“鬼ごっこパート”という分岐が、単調にならないゲーム体験を保証。
ビジュアルと雰囲気のこだわり
└ 夜の島、灯り、水面、ネオン、和の建物――これらが織りなす“和と闇の幻想空間”は、スクリーンショットやPVだけでも強く印象に残る。
インディーならではの挑戦と柔軟性
└ クリエイター個人によるプロジェクトという背景ながら、Steamでの配信、複数言語対応、ホラーとしての挑戦――大手にはない自由さと個性が感じられる。
“灯り”というギミックの使い方
└ 単なる光源ではなく、「逃げる」「導く」「回復する」「秘密を照らす」―― 多機能な“灯り”がゲーム全体を貫くコンセプト。これがゲームプレイと物語の両方に深みを与えている。


闇と光の夜――狐と蛙の一夜の旅、その灯りに導かれて
『狐ト蛙ノ旅 アダシノ島のコトロ鬼』は、夜の島、闇の中に浮かぶ灯り、そして「逃げるか、隠れるか」の選択――そのすべてがプレイヤーの心を揺さぶる、和風ホラー × 探索 × アクションの異色作です。
灯りを灯すことで道が開け、祠を探し、蛙とともに家へ帰る――そんな淡い希望と、不気味に迫る鬼という恐怖。
そのギャップこそが、本作の最大の魅力。
日本の“夜”や“和の雰囲気”が好きな人、ホラーとアクション、探索を同時に楽しみたい人、そして“和風ホラー”を求める人――すべてにおすすめできる一本です。




