能力を奪取していくローグライクアクションゲーム
Thunderful Publishingは2025年10月23日に、To The Skyが開発した、能力を奪って武器や力に変えて、宇宙を支配する人工知能を倒していくローグライクアクションゲームの「GODBREAKERS」をリリース。
背景ストーリー & 世界観
人類は滅び、AIが神となった世界で目覚めし器となれ
『GODBREAKERS』の舞台は、人類が AI によって滅ぼされた後の世界。「Monad(モナド)」と呼ばれる人工知能が宇宙を支配し、太陽さえも飲み込まれんとしています。
プレイヤーは、“Coven”(コーヴェン) によって召喚された器(vessels)として、Monad を打倒すべく異界を巡る使命を帯びるとされます。
各ステージ(バイオーム)は、Monad によって変異した世界の断片であり、荒廃した風景、生体融合した機械、生ける闇といった要素が並存しています。


ゲームプレイ & 戦闘メカニクス
動きをキャンセルし、力を奪い、混沌の中で舞う
アクション特性:キャンセル操作とチェインコンボ
GODBREAKERS の戦闘は非常にアグレッシブで、各アクションを途中でキャンセルして別行動へ移行できる仕様が特徴です。
これにより、スムーズな連携や戦況の切り返しが可能になります。
特に、通常攻撃 → 回避 → 能力発動 → 別攻撃 … といった繋ぎの妙が、熟練度を問う戦闘設計の核となります。
能力奪取 “Godbreak” システム
戦いの中で敵を弱体化させると、その敵の固有能力を奪い取る“Godbreak” を発動可能。
奪った力はプレイヤー自身の武器や能力として変換され、次の戦況で逆手に取ることができるシステムです。
この能力奪取は、戦闘スタイルの柔軟性を生み、ビルド構築の幅を広げる要素として設計されています。


バイオーム & ミッション構造
プレイヤーは 6種類のバイオーム を巡り、各地で多彩な敵、罠、生態系を相手に戦います。
バイオームはランダム要素を含む構成で、毎回異なるレイアウトと出現パターンを楽しめるよう設計されています。
ボス戦は マルチフェーズ構造 を持ち、それぞれ独自の攻撃パターン、変化、段階的難化が備わっており、戦略性と反射神経の両方を試される戦いになるとのこと。
ビルド / カスタマイズ要素
プレイヤーは “Archetypes(アーキタイプ)” と呼ばれるクラス的要素を解放し、それぞれ固有武器や能力を持ちます。
ビルドやプレイスタイルを模索しながら最適化を追求できる設計です。
また、アイテム収集やランダム修飾要素、敵弱体化や強化モディファイア “Tangles” などのゲームモード調整要素も導入される予定との発表もあります。


アートと演出スタイル
鮮烈で幻想的なビジュアル、混沌の世界を映す演出
GODBREAKERS は、派手で視覚的に訴えかけるグラフィックと演出が売りです。
公式サイトでも「chaotic, ever-shifting worlds(混沌、変化を続ける世界)」というキャッチが使われています。
ビーム、エフェクト、モーションブラー、爆発表現などの視覚演出がふんだんに使われ、戦闘中の激しさを視覚体験として強めます。
さらに、バイオームごとにテーマ性の異なる環境が用意されており、湿地帯、錆びた機械地帯、暗黒森林など、各フィールドで異なる空気感を演出しています。
ストーリー背景やセリフは最小限に抑えつつ、その代わりにビジュアルと演出で世界観を語る方式が採られています。


総評:混沌に挑む、力を奪うアクション体験
『GODBREAKERS』は、単なる hack & slash アクションではなく、“奪う力”を中心に据えた戦闘設計が強みの作品です。
キャンセル操作を駆使した高速アクション、協力プレイ重視の設計、美しいバイオーム演出、そしてランダム性によるリプレイ性
──これら要素が一体となって、既存ジャンルに新たな刺激を加えようとしています。


GODBREAKERS 作品情報
| タイトル | GODBREAKERS |
| 発売日 | 2025年10月23日 |
| 開発 | To The Sky |
| 販売 | Thunderful Publishing |
| ジャンル | アクション / ローグライク / RPG |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 公式サイト | GODBREAKERS |
| 公式X | X |
| 公式Instagram | |
| 公式Facebook | |
| 公式YouTube | GODBREAKERS |
| 公式Tiktok | GODBREAKERS |


