永遠ループする放課後の構内の異常を探す異変探し
Jakub Tと4ydamは2025年10月8日に、永遠ループする放課後の学校の構内の中で異常を探し出して、学校から脱出を目指す、8番出口ライクの異変探しホラーゲームの「Last Term」をリリース。
あらすじ・世界観
既に終わった授業、だが抜け出せない放課後に閉じ込められた
「最後のチャイムは既に鳴った──だが何かがあなたを離そうとしない」
このキャッチコピーが語る通り、プレイヤーは学校に閉じ込められ、脱出を目指します。
舞台は「階」「教室」「廊下」「トイレ」など、一見日常的な学校内。
だが階を下るごとに“何かがおかしい”と感じさせる構造になっており、「同じはずなのに変わっている」演出が随所に散りばめられています。
目的は「0階へ到達する」こと。
プレイヤーは“異常(anomalies)”を発見することで階を降りるか、異変がなければ階段を上るという選択肢を取る設計です。


ゲームプレイ・システム
見えないズレを探し、選択の積み重ねが未来を変える
探索と異常の発見
プレイヤーはまず、学校のフロアを自由に歩き回り、日常に潜む異常を探します。
扉の位置が変わったり、時計の針の動きが妙だったり、音がずれたり──“違和感”を契機として進行します。
マルチエンディングと収集要素
本作には 4つのエンディング が用意されており、どのように選択を重ねるかで結末が変化します。
また、異常を記録する「Anomaly Book(異常帳)」が実装されており、すべての異常を探して達成を目指す“コレクター的遊び”も盛り込まれています。


Last Termの考察・感想(ネタバレ有り)
不可思議なオープニングからスタートする。
ただ、「学校で何かがあって主人公が意識不明になって、ループする放課後を繰り返している」のではないか、という予感をさせる。
世の異変探しゲームのいくつかはそういった設定だからだ。
学校の廊下や教室、トイレで主にホラーテイストの異変が発生する。
異変があれば階段を降りて、異変が発生しなければ階段を登る。
9階から始まって、0階まで到達すれば良い。
異変の総数は55ある。
異変の難易度は巷では難しいと言われているようだが、個人的にはそこまで難しくはなかった。
エンディングの種類は4つ。
予測通り意識不明の主人公が、意識を取り戻すエンディングも存在する。
王道的な異変探しゲームで、初心者にも楽しめる設計。
頭を使うミニゲームのようなものもあって、それも楽しめる。






Last Termの総評
| ゲーム性 | |
| 操作性 | |
| 難易度 | |
| グラフィック | |
| 異変内容 | |
| 総合評価 |


