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心霊物件 | 心霊と住人のせいで格安のアパートで恐怖に巻き込まれるホラーアドベンチャーゲーム

4.5
ゲーム攻略
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格安物件なのは幽霊だけのせいではないホラーアドベンチャー

Yamotoは2025年2月20日に、2万円という格安のアパートに引っ越したせいで、心霊現象やアパートの住人に悩まされ追いつめられるホラーアドベンチャーゲームの「心霊物件」をリリースしている。

主人公は、格安のアパートへと引っ越しをして新生活を送ることになった。
しかしそのアパートでは行方不明者が出ているらしい。
隣からは毎晩壁を叩く音が聞こえ、もう片方の隣人も不気味な男性。
不可解な現象が頻発し、主人公は追い詰められていく。

あそビットの「心霊物件」の実況・完全攻略動画

心霊物件の感想・総評(ネタバレ有り)

本作の「心霊物件」は「赤い女」や「ウラヤマ」と同じ作者のYamoto。
作風的には「赤い女」と雰囲気が似ている。
街並みを歩く時の古いビデオカメラのノイズ的なエフェクトが、良いビジュアル的な雰囲気を醸し出している。
心霊物件、いわゆる曰くつき物件というものは、その部屋そのもので事件があったり、人が亡くなっていたりする際に言われることが多く、当該物件自体が別の部屋よりも安くなっていたりすることが多い。
この「心霊物件」という作品では、主人公が住んでいる部屋の203号室で何かが起こったかというとそうではなくて、隣の204号室で何かが起こったということが、物語を進めていくと推測できるようになってくる。
心霊的な要素もあり、その部分も確かに怖い。
しかし、本作品は心霊よりも格段に人間の方が恐ろしい。
赤い女」と同様にサバイバルゲームの要素も存在する。
追いかけてくる存在に追いつかれて捕まったらゲームオーバーとなってしまうシーンがある。
どうすれば見つからないかを考えて行動すると良いだろう。
結末を迎えることによって、ある程度の真相がわかるが、「どうしてそうなった?」的なところは解決に至らず、想像をするしかない。

ゲーム性
操作性
難易度
グラフィック
恐怖度
総合評価

「心霊物件」 IT兄やんの考察(超ネタバレ)

2つのエンディングを見ると、首謀者が管理人、実行犯が202号室の住人ではないかと推測できる。
BAD ENDにおいて、管理人に電話をかけた時点で、管理人が来ずに202号室の住人が自室にやってきて、襲い掛かってきたからだ。
5年前と1年前にもどうやら事件を起こして、204号室に遺体を隠しているらしいが、全く動機が触れられておらず、最後まで不明のままゲームは終わってしまう。
本来、204号室が事故物件として安くなるという点ならわかる。
ただ、このゲームの展開から204号室自体誰も住んでいないが、貸し出されてはいないはず。
なぜなら死体が置かれているからだ。
そして、世間的にはあくまで行方不明になっているだけであって、そのアパートや204号室で何かあったというわけではないから事故物件という定義からは外れる。
部屋を格段に安くする理由はそこまでないが、管理人が異常者で快楽殺人を行っているのであれば、その衝動が強くなった時に格安で貸し出して「被害者」をおびき寄せる、ということをやっているのではないかと怖い想像を巡らせることもできる。

心霊物件 作品情報

タイトル心霊物件
発売日2025年2月20日
開発Yamoto
販売Yamoto
ジャンルホラー / アドベンチャー / ウォーキングシミュレータ
プラットフォームPC(Steam
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