違和感のある家から脱出するP.T.風のホラーアドベンチャーゲーム
Broken Bird Games、Selecta Play、Astrolabe Gamesは、P.T.風のホラーアドベンチャーゲーム「Luto」をリリースする。
Demo(体験版)はすでに公表されている。
Lutoの特徴
背景
プレイヤーは自宅から離れることのできない主人公に扮し、愛する者を失った日から家の中をさまよい続けます。
記憶とは少し違うような部屋の中でプレイヤーを待ち受けているのは、恐怖に次ぐ恐怖。
そのすべてが具現化し、あなたの生活や感触、精神に侵入するとき…理性は砕かれ、不安と恐れの深淵へと足を踏み入れる…
そして、誰もが己自身に嘆き悲しむことになるでしょう。


「家」で待ち受けるものとは…
舞台はプレイヤーにとっての「家」。
すべてが繰り返され、時には五感が脳を超越し、「見慣れたはずの」場所が持つ違和感を教えてくれます。
このすべてが正常な現象であるなど、自分自身に言い聞かせることもできない――
ベールが外れるその時まで、恐怖が実態を持つことはなく、あなたの目に光が映らなくなる時、その声は至極自然な形で耳に届くでしょう…
その身に起こる一切が何かを指し示しているはずなのに、神経を研ぎ澄ませた瞬間、何もなかったかのようにすべてが消えていくのです。


目的
この世には、書き換えられ捻じ曲げられた「現実」が存在します。
過去・現在・未来の恐怖の中で境界を探し、逃げ出す道を探しましょう。


あそビットのLuto Demo(体験版)実況・攻略
Luto Demo(体験版)の総評・感想(ネタバレ有)
ゲームの概要から、主人公の失ってしまった愛する者の亡霊が「家」に棲みついていて、正気を失っている主人公が離れることができないでいる。
そんな想像をしていた。
しかし、現れる「それ」は愛する者だった存在なのかもわからない、シーツを被った不気味なもの。
ふと現れたかと思ったら突然襲い掛かってきたり、その行動は予想が付かない。
だからこそ恐怖でしかない。
家の中のグラフィックや質感、絶妙に散らかった状態が気色の悪さを増長させる。
テレビデオが存在するので、おそらくは現代というよりは1990年代くらいなのではないかと想定できる。
サイレントヒルのような別世界は雰囲気もダークに染まり、家の内装や形すらも変容する。
天井から鎖が無数にぶら下がって、触れるとしっかりとシャリンシャリンと音を立てる。
この鎖自体が、主人公がこの家に呪縛されている象徴としての存在のように見える。
Demo(体験版)でも謎解きがあり、しっかりアドベンチャー要素も体験することができる。
謎解きの難易度はそこまで難しくない。
Demoさながらに、クリアできるんじゃないかと思えるエンディングを迎えるわけだが、そうは問屋が卸さなかった。
製品版に向けて、興味を最大限引き出させる終わり方だった。
ゲーム性 | |
操作性 | |
難易度 | |
グラフィック | |
期待感 | |
総合評価 |