拾ったビデオテープから始まる恐怖体験
JustTomcukは2024年5月7日に、落ちているビデオテープを再生すると、不可解な恐怖が映し出され、何のためのビデオテープなのかもわからず、何が起こるかも予想もつかないホラーアドベンチャーゲームの「The Cursed Tape」をリリース。
あらすじ・世界観
「見てはいけないテープ」を観てしまった夜
プレイヤーのもとに差し込まれた「謎のビデオテープ」。
「誰かがあなたのドアの下にそっと差し入れた」とされるそのテープは、再生することで不可思議な出来事を呼び起こします。
操作説明や導線も最小限に抑えられ、「何が起こるか分からない」「いつ怖くなるか分からない」緊張感が常に漂います。


ゲームプレイと演出特性
一歩ずつ進む恐怖、VHSノイズと環境音の緻密演出
探索とインタラクション
『The Cursed Tape』は一人称視点(First-Person)での探索が主体。プレイヤーはビデオを再生した後、室内を歩き回ったり、画面上のモニターや物体を調べたりしながら、テープの正体やその恐怖の輪郭を探ります。
操作は比較的シンプルながら、設定画面がないためプレイ前の準備や調整が不要。
直ちに恐怖体験に没入できる設計です。
ビジュアル & サウンド演出
画面上には走査線、モニターノイズ、揺らめき、暗転などが頻繁に使われ、視覚・聴覚共に“昔のビデオを観る”時の不安定さを再現しています。
これにより、ジャンプスケアに頼らない“雰囲気ホラー”が演出されています。


The Cursed Tapeの考察・感想(ネタバレ有り)
ゲームは唐突に開始され、床にビデオテープが落ちている。
それを拾い上げて再生すると、不可思議な物語が始まっていく。
ビデオの中の主人公を操作することになるのだが、どこにいるのか、何が起こっているのかの説明もヒントもなく、明らかにおかしい空間を彷徨っていくことになる。
事前も事後も説明が一切ないので、何をどうすればクリアなのかもわからないまま進んでいくことになる。
映像もさることながら「音」の恐怖感の煽り方がすごい。
四方八方で明らかに人間ではなさそうな「音」が響き渡る。
最初はそこまで頻度が少なかった「人形」のような物が、どんどんと主張が激しくなってくる。
空間の中には、遺体の一部と思わしき物体が各所に点在している。
中盤以降は人形が目の前で動くのを見ることができることから、犯人はその人形なのではないかという想像ができる。
人形もちょっと動くというだけに留まらず、走り抜けたりもしてくる。
ただただ歩き回るだけではなく、謎解き要素(数学)もあり、それらをクリアすると目の前にまたビデオテープが置かれる。
それを再生すると、また初めに戻るという永遠ループが繰り返される。
エンドロールも存在せずに、ゲームを終わらせるには強制的に終了させるしかないというゲーム性。
ジャンプスケア要素もあるが、主張が激しすぎてゾワゾワとするような恐怖感は少ない。




The Cursed Tapeの総評
| ゲーム性 | |
| 操作性 | |
| 難易度 | |
| グラフィック | |
| 恐怖度 | |
| 総合評価 |
The Cursed Tapeの攻略動画・実況動画
かぎわし Channel
人生 つみこ (ホラーゲーム専門Vtuber)
The Cursed Tape 作品情報
| タイトル | The Cursed Tape |
| 発売日 | 2024年5月7日 |
| 開発 | JustTomcuk |
| 販売 | JustTomcuk |
| ジャンル | ウォーキングシミュレーター / ホラー / アドベンチャー |
| プラットフォーム | PC(Steam) |


