2番線・3番線・4番線のおじさんを救出するホラーアドベンチャー
MFC STUDIOとKOSEI YASUDAは2025年3月27日に、異変探しゲームの2番線・3番線・4番線のおじさんを救出するホラーアドベンチャーゲームの「5番線おじさん救出編」をリリースしている。
これまでの番線シリーズは異変探しゲームだったが、本作品はホラーウォーキングシミュレータ、アドベンチャーゲームとなっている。
全てのシリーズのホームに閉じ込められて、可哀そうな存在だったおじさんを救出するために、千宿駅(新宿駅)に乗り込む。
そして、これまで異変が発生した謎を解き明かしていく。
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5番線おじさん救出編の考察・感想・総評(ネタバレ有)
2番線・3番線・4番線と、王道な異変探しゲームとしてリリースされていたシリーズ。
今回は、全ての作品で登場しているおじさんを遂に救い出すことを目的としたゲームとなっている。
毎回ホームで残業しすぎで文句を言ってたり、踊ってたり、狂って襲い掛かってきていたあのおじさんが、ついにお家に帰ることができる。
ゲームの進行としては、迷宮となっている千宿(新宿)駅の6つの路線のホームのどこかにいるおじさんを探し出して話しかける。
おじさんに話しかけるごとに正気を取り戻し、記憶を取り戻していく。
そして最終的におじさんと、迷宮から抜け出すことが目的となる。
探索をしていると「X」と呼ばれるスーツ姿の頭が目玉だけの化物が襲い掛かってくる。
彼に捕まってしまうと、話しかけていた数がリセット、つまり時間を戻されてしまい、やり直しとなってしまう。
「X」を撃退するには、駅の構内に落ちている空き缶やペットボトル、人形などのゴミを拾ってぶつけるしかない。
当たり判定が微妙なところもあり、しっかり狙いを定めないと最初に戻されて意気消沈となってしまうので注意が必要だ。
フィールドもそこそこ広く、どの路線のホームにいるかは予想がつかないので、運が悪ければかなり歩き回ることになる。
敵は「X」だけではなく、過去のシリーズで異変として登場した不気味な絵や、天井を這う化物が襲い掛かってくる。
ただ、それらに捕まってもゴミの数を減らされるだけで、最初からスタートという理不尽さはない。
アクションゲーム要素が強く、緊迫感・緊張感のあるゲームで楽しめる。
難易度も選ぶことができるので、アクションが苦手な方でも十二分に楽しむことができるだろう。
ゲーム性 | |
操作性 | |
難易度 | |
グラフィック | |
恐怖度 | |
総合評価 |
5番線おじさん救出編 考察
これまで2番線~4番線で発生していた異変は全て「X」の仕業であり、異変を発生させる装置として機能していたのが追いかけてくるオブジェだったことがわかった。
全国各地の駅のホームにオブジェを設置することで、全人類を消すという恐ろしい企みをもっている「X」。
地球外知的生命体である「X」は、地球上の人類を消失させて、仲間を住まわせるのか。
それとも、「X」は商人のような立場で、別の知的生命体に「地球を売却」するために、キレイにしているのか、それは今後の続編で明らかになるのかもしれない。
5番線おじさん救出編 作品情報
タイトル | 5番線おじさん救出編 |
発売日 | 2025年3月27日 |
開発 | MFC STUDIO / KOSEI YASUDA |
販売 | MFC STUDIO |
ジャンル | ホラー / ウォーキングシミュレータ / アドベンチャー |
プラットフォーム | PC(Steam) |
公式X | X |
公式YouTube | しにせ/shinise |