人間に戻るために泥棒と戦う市松人形の物語 Ichima-san | いちまさん
フリーのWebゲームなどで展開していたIchima-sanの製品版が作られてリリースされた。
人間としての身体を奪われて、市松人形となってしまった主人公が自分の身体を取り戻すために、日本家屋を探索し、そこに侵入する空き巣から逃げて、隠れて、戦いながら猪目のクレストを集めていくアクションアドベンチャーゲーム。
幾つもの日本家屋のステージは広く、空き巣たちも動き回っていたり、重要なところでずっと立ち止まって警戒をしていているので、頭を使いながら逃げて、隠れて、攪乱させて火災報知器を鳴らして撃退をしていく。
市松人形は動いたりするたびに霊力を消耗していく。
フリーゲームと時とは異なってレベルの概念があり、レベルが上がるごとにその霊力の最大値が上がり、行ける範囲が広がっていく。
そういう意味では、RPGの要素も含まれている。
コケシやタヌキの置物など、様々な仲間たちと協力しながら空き巣を撃退して人間に戻ろう。
あそビットの実況・攻略動画
Ichima-sanの総評・感想
フリーゲームの存在を知らずに、新鮮な気持ちでプレイをした。
一目見て可愛いと思えた。
所作や動きのひとつひとつが可愛らしい。
ゲームパッドのYボタンで、踊ることもできる。
カジュアルゲームの割に、ステージの数と、ひとつひとつのステージの中身が凝った作りをされていて、1度プレイ、クリアしただけでは完全攻略は難しいだろう。
「あ、こんなところにこんなのがあったんだ」
の発見を何度プレイしても見つけられるだろう。
市松人形(主人公)は、直接的に泥棒を倒せる攻撃能力がないので、音の鳴るラジオやテレビの電源を付けて、そこに泥棒を集めたりして、その隙を見て背後を通り抜けたりする。
また、ライトや壺などを頭上に落として気絶させるという手段もある。
進み方は千差万別で色々な正解が用意されているのが素晴らしい。
ミニゲームも幾つか用意されていて、それぞれがまた面白い。
アクションゲーム、アドベンチャーゲーム、RPG、レースゲーム、シューティングゲーム。
あらゆるジャンルを一つの作品に網羅されていて贅沢だった。
ゲーム性 | |
操作性 | |
難易度 | |
グラフィック | |
凝り具合 | |
総合評価 |
Ichima-san 作品情報
タイトル | Ichima-san |
発売日 | 2024年8月8日 |
開発 | sewohayami |
販売 | sewohayami |
ジャンル | アクション / アドベンチャー / RPG |
プラットフォーム | Steam |
Steamストア | ストアページ |