地図にない廃村の恐ろしい掟と神に恐怖するホラーアドベンチャー
大型の台風で崩れた崖にトンネルのようなものができた。
大型掲示板でそんなスレが立って書き込まれた。
それを見た主人公は家から近い場所だったので向かってしまう。
トンネルの先には、確かに地図には載っていない村(廃村)が存在した。
主人公はその鳴蟇村を調べ始める。
オーソドックスなウォーキングシミュレータ仕様のアドベンチャーゲームで、鳴蟇村という廃村を調査していく。
村唯一の雑貨屋や食堂、学校や民家を探索することで、村で一体何が起こったのかが鮮明になってくる。
マルチエンディングで、行動によってエンディングが分岐していく。
手に入れたアイテムやヒントを余すことなく使用することで、一番良いエンディングに到達することができるだろう。
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鳴蟇村(なりびきむら)の感想・総評(ネタバレ有)
Chilla’s Artさんのような雰囲気でじんわり怖がらせる系のホラーゲームだろう。
そう思い込んでいた時期がありました。
その安直な考えが吹き飛びました。
廃村の探索は、書物やメモを探して読んでいくこと。
これによってフラグが立って、イベントが進んでいくこともある。
また村の中に散らばっている鍵を拾って、閉まっている民家や医院などを探索していく。
油断をしているといきなり幽霊らしき存在が目の前に現れて、小叫びをあげかねない。
本当に気の緩んでいるところで現れたり、物が大きい音を立てて落ちるなどの演出があるので、落ち着く間がない。
途中から妙な怪物が出現し始めて、姿を見ると襲い掛かってくるようになる。
神出鬼没すぎて、どこから現れいつ消えるのか予想が付かないところが恐ろしい。
また、眩暈が起きると同じ場所ながら違う空間に移り、そこでは目のないヒトらしきものが襲い掛かってくる。
目がないので立ち止まって触れなければ、襲ってくることはないが、見える範囲のところで動いてしまうと襲ってくる。
走るという要素もあるが、息切れという仕様もあり、延々と走り続けることはできないので注意が必要だ。
ゲームの要素として、アドベンチャーの根幹たる探索や探検、謎解き、そしてジャンプスケアの恐怖ポイント、そして隠れて逃げる。
全てが詰まった贅沢な作品だった。
ゲーム性 | |
操作性 | |
難易度 | |
グラフィック | |
恐怖度 | |
総合評価 |
鳴蟇村(なりびきむら) 作品情報
タイトル | 鳴蟇村 |
発売日 | 2024年8月16日 |
開発 | DorsalFin Studio |
販売 | DorsalFin Studio |
ジャンル | ホラー / アドベンチャー / ウォーキングシミュレータ |
プラットフォーム | Steam |
Steamストア | ストアページ |